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我々は “単一分子”と“分子組織化体”を密接に結びつけることで、光や熱、機械的機能をもとにした有機分子材料シーズを創出し、将来的な社会実装をにらんだ次世代材料の開発を目指します。

略名「FOREST」はセンター長の開発した柔軟性分子結晶にちなんでおり、柔軟な発想で有機分子集合体の化学を理工(学術開拓)と技術(社会貢献)へ昇華しようという意気込みを表しています。

ロゴの ”木” は枝分かれが成長と多様性を表し、化学材料においてしなやかな組織化体そのものを示しています。 カラフルな彩りの葉が入れ替わりのある自由な発想を表現し、光や熱を利用した化学的技術を示しています。

研究員

センター長 林 正太郎

​センター員 松尾 匠

研究ターゲット

学術開拓

✔️ π-Conjugated Molecular Organization

 “発光”を鍵とする分子集合体を開発します。特に、単一〜多成分の複雑な系で結晶化技術を開拓することで、光の拡散技術に基づくマイクロデバイス開発を行います。

✔️ Sequence-Defined Polymers

  “精密な高分子” 合成の技術を開発します。我々は精密なポリウレタンを合成することでこの汎用高分子の集合構造を理解し、高分子構造科学による新素材を開発します。

✔️ High Power Dendritic Polymer Binding

  “デンドリマー” 合成の技術を開発します。コアシェル構造や大多数末端基を利用したバインダーを開発します。

✔️ Dynamic Molecular Organization

 動的“共有結合ー非共有結合” 変換により、リサイクル性がある新規機能性高分子物質を開発します。

社会貢献

✔️ Pharmaceutical Analysis

 “薬品”が人類にとって重要であることは言うまでもありません。しかし、薬剤分子の開発(有機合成化学)だけが重要なわけではなく、結晶系や薬剤分子以外の部分に重要な要素が隠されています。我々は薬剤に対する解析アプローチを提案していきます。

 

✔️ Green Organic Materials

  “環境にやさしい物質”はますます重要な開発案件となっています。モノマー単位から見直し、機能と低環境負荷を目指した研究開発を行います。また、その耐久性に関する分析手法を提案します。

 

✔️ Organic Photonic Devices

  “フォトン” は太陽(宇宙)からの膨大なエネルギー資源ととらえると、その重要度は容易に理解できます。低コストで化学的調整が可能な有機物質を利用し、デバイス創成に挑戦します。

センター員、協力者を募集しています。

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